発表者:新揚科技 発表時間:2014/8/6 15:10:48
LED工場灯の反射笠について
LED工場灯の優劣判別は、LEDチップ、電源、放熱効率だけではなく、反射笠の表現も灯具全体の評判に入れます。
普通、艶出してすべすべなアルミ反射笠は反射率が高くて光の損失が最小のため、照明反射材としてよく使われていますが、実は本当にそうなのですか。
今回、新揚科技は工場灯の反射笠を集めて、その反射効果を巡って比較試験を行いました。
下記は今回試験の対象となる反射笠です。
その中、下記のような反射表面がザラザラな反射笠があります。表面の凸凹がはっきり見えます。

下記NO.1は艶出して鏡のような反射笠で、NO.2は少し艶消しな反射笠です。

すべすべで艶出したものは光を反射しやすいで、光の損失を最大限に下げられると周知されていますが、反射した光は眩しすぎて、壁に映した光の分布も不均一であります。(いい照射効果が得られません。)
次は違う反射笠の照射効果を目で確かめましょう。
同じ工場灯で、違う反射笠を付けて、壁に向かって照射します。結果は以下のようです。
1、照度比較:
照射試験① 艶出し反射笠
光は真中に集中して、灯具に近いところは明るいですが、周りは暗いです。ちょっと離れたところの照度は低いです。そして反射した光の分布は不均一で、壁には筋のような映像が出てしまいました。
照射試験② 艶消しで表面ザラザラな反射笠
光は反射笠の中で乱反射した後、壁に映します。乱反射のお蔭で、光は既定の方向(例えば60°の出光範囲)で四方八方へ届けられ、均一な照射効果が得られます。ちょっと離れたところの照度もOKです。
2、照射効果比較
照射試験③ 艶出し反射笠
下記の写真から見れば、壁に向かって照射すると、光は真中に集中して、スポットまで形成されます。真中は非常に明るいに対し、周りは結構暗いです。明暗対比は著しいです。
照射効果④ 艶消しで表面ザラザラな反射笠
上記艶出し反射笠の照射効果と違い、艶消し反射笠は光に対する反射は非常に均一で、スポットも形成されません。
上記の試験結果から見れば、反射率が高い艶出し反射笠は必ずいい照射効果を得られないことが分かりました。つまり、「高反射率 ≠ 素晴らしい照射効果」であります。
しかし、これは「艶出した反射笠」は「表面がザラザラな反射笠」より悪いとは言えません。「表面がザラザラな反射笠」は確かにより均一な照射効果が得られますが、反射率が低い(光の損失)のも事実です。
ですから、新揚科技は上記二者の長所を取り入れ、短所を補い、少し艶消しの反射笠を採用します。こうすれば、反射率と均一な照射が両立できます。
下記のようなアクリル反射笠は、表面が筋入り模様です。点灯の時、光は反射笠を少し通せますので綺麗になり、ショッピングセンター、スーパーマーケットなどに多く使われています。反射率はアルミのより20%ぐらい低いですが、照射効果と視覚効果が素晴らしいです。
LED工場灯の反射笠についての説明は以上です。他に何か御不明な点がございましたら、お気軽に下記の連絡先にてお問い合わせください。
info@shinyo-tec.com
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